第15回 「フィルムで撮ろう」編 その2

さて前回はフィルムで撮りたくって、まずは撮影前の基本的なフィルムの装着をしたよね。
今回はプリントできる状態にするための「フィルム現像」を行い、実際の仕上がりまでをレポートしちゃいます。
フィルムは夏だと温度差で色が変わったり、梅雨だと湿気が影響するかもしれないので、現像は早めに出しにいこう。

私はお気に入りのポパイカメラさんに行ってみたよ。
現像をするフィルムの本数と種類と枚数を再度確認しよう。

このようにお店に撮影済みのフィルムを持っていくとオーダーシートで店員さんが受けつけてくれる。

現像のみなのか、 現像とプリントを両方オーダーするのか(同時プリントといいます) 、現像とそのフィルムの画像の入ったCDメディア、それとも現像もプリントも画像の入ったCDメディアも一気にオーダーしてしまうのか、それぞれ選べるよ。

そこまで決めたら、次にプリントするサイズと写真の質感を作品のイメージによって、決めていこう。
通常はL版(89mm×127mm)でプリントの質感は光沢で受け付けてくれるカメラ屋さんが多いよ。

写真のサイズ見本の台帳の大きさはA4だよ。
KGサイズはほぼハガキの大きさだと思ってね。
他にも色々なサイズがあるから、目的に応じて選ぶといいね。

また、写真のまわりにフチがあるかないかも選べるので、撮ったときの絵柄に合わせて決めていこう。

また下記のように、写真の明るさも決められ、作品によって全く違った印象になるので、写真っておもしろいよね。

このあたりの選択種類はカメラ屋さんによって異なるので、気になったら、実際に現像に出す前にお店にしっかり問い合わせよう。

お世話になった「ポパイカメラ」さんではこのように、細かく受け付けてくれた。

また悩んでいるとき、プリントの風味や色合いを受付でお任せすることもできる。

私は現像もプリントも画像の入ったCDメディアもほしくなったので、オーダーしてみたよ。

明るめの色合いで、トライっ。
店員さんがオーダーシートをちぎってくれるので、半券を受け取ろう。

そして。。。
預かった半券を持って、1日後に仕事帰りに受け取りにいったよ。

このように、現像したネガとコンタクトシート、プリント、CDメディアとフォトアルバムがついて、ボリューム満点だよ。

私は、白フチつきのマットな質感でオーダー。

みなさんもフィルムで撮影したら、気軽にカメラ屋さんに行こうよ。
フィルム1本につき最短1時間30分で、さくっと現像できる。
(お店によって、混雑具合によって、フィルムの数によって、仕上がり時間は異なるので、気になったら問い合わせよう)

また忙しくてなかなか出かけれない方用に、郵送での受付も可能。

次回はちょっと面白いプリントをしてみたいと思います。

よろしくね。

協力:ポパイカメラ
http://www.popeye.jp/

(2012/11/9)
岐阜県生まれ。
名古屋造形大学卒業後、講談社写真部を経て、松本明彦氏に師事後独立。
現在、広告や雑誌撮影等をする一方、写真家としても展覧会での作品発表多数。
優しくかわいく綺麗な世界感を得意とする、新進気鋭の若手女性フォトグラファー
デジタルハリウッド大学講師。
HP:http://wakakojet.com Twitter:@wakakojet